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River City Ransom: Underground [Gamerの戯言]

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River City Ransom: Underground
PC
Steam@URL
「ダウンタウン熱血物語」の開発元(?)公認の続編「River City Ransom: Underground」をプレイしてみました。
「ダウンタウン熱血物語」と言えばファミコンのファイナルファイト風横スクロールアクションの名作。
動画なんかを見る限り、当時の雰囲気そのままに相当パワーアップして帰ってきたようなので、ファミコン世代な僕としてはプレイせずにはいられなかったゲームです。
最近ダブルドラゴンの続編も出たし、まさか今になってそのゲーム性が再認識されるなんて開発元もびっくりなんじゃないでしょうか。
もはや完全なるファミコンの新作 ▽
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開発元公認とまで言わしめるその「ダウンタウン熱血物語」感はもはや完璧と言わざるを得ません。
効果音や音楽、シュールなギャグ、アホっぽい演出、その全てが「ダウンタウン熱血物語」そのもの。
現代に復刻した完全なファミコンの続編と言っていいでしょう。
ただ残念なのは、開発が海外である為舞台がアメリカンであり、ジャパニーズな僕としてはあまり馴染みが無く「ダウンタウン熱血物語」の最大の持ち味である・・・
”生活感と親しみ溢れる下町感”
が大きくそがれているのが非常に残念です。
「ああ多分これがアメリカのダウンタウン熱血物語的な感じなんだろうな」とは思うものの、やっぱりしっくりこないのは否めません。
これはストーリーやキャラクターについても同じで、ダウンタウン熱血物語と同じノリで作られてはいるんですが・・・日本人には理解不能なストーリーと、馴染みの薄い人物像のダブルコンボによってゲームの展開は殆ど意味不明です。
文化の違いというのは大きいもんだなとか、しみじみ思います。
ただ、こじんまりとした箱庭感はきっちり再現されているし、日本的なマップもあったりするし、いずれにしても全体としての雰囲気作りは非常に良いと思います。
ゲームデザイン ▽
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ゲームとしては大道ファイナルファイト風横スクロールアクション@8bit版。
ただステージクリア型ではなく、自由に行き来できるマップ上を駆け回りながらストーリを進めていくので、2D版オープンワールドのような感じです。
キャラクターにはレベルの概念があり、これは新しい技の習得と主にHPの量に影響、また、攻撃力等のステータスは何かを食べる事によって上昇します。
HPは死ぬかサウナで回復することが可能なので、基本何かを食べなければ殆どステータスは初期値のままでストーリーを進める事が可能という事になります。
ステータス強化はかなり難易度に影響するので、食べ物を食べる量によって難易度を調節すると良いかもしれません。
ゲームの難易度は前半はかなり低く、後半は普通ぐらい、最後がちょっときついかなという所。
トータルでみると個人的にはちょっと緩いかなと感じました。
アクションの出来は動画なんかで見た印象通りで、2D画像が子気味良く動き回り気持ちが良いです。
パターンも豊富だし、本当に僅かなコンマ数秒の動きにも気が使われていて感心します。
特に敵のダウンモーションが豊富で、きりもみで敵を吹っ飛ばすのが楽しい事この上無し。
こんなに素晴らしい2Dドットアクションはそうそう出会えるもんでも無いです。
ただ、そのとてつもなく出来の良いアクションをフルで活かせる場面がストーリーモードには殆ど無いという点が残念。
というのも何よりも全力激突するべきボスが何しろ弱い。
攻撃は派手なんだけど適当にコンボしているとすぐ倒せてしまう。
まあ・・・このボスの拍子抜け感は実は「ダウンタウン熱血物語」にもあったものなのでしょうがないっちゃあしょうがない。
ただ、River City Ransom: Undergroundについては格ゲー的なコンボすら可能なほどのアクション性の高さなので、その辺を思う存分活かしきる糞強いボスがいても良かったかなと。
ベアナックル3のシヴァみたいな恰好良くて強いヒール的な存在がいると尚盛り上がったはず。
その辺りは対戦モードで思う存分やってくれということなんだと思います。
llc_anime20170510a.gif ストーリーモードで選べるキャラは10人で、対戦モードだと最大44名(らしい)。
このボリュームは凄い、出来ればストーリーモードでも44名使わせて欲しかったです。
ストーリーモードの10名はどのキャラもかなり個性があり、特に初動メンツは技も豊富。
少しづつ増えるアクションの豊富さに「2Dドット絵アクションでもチマチマ動いてここまで出来るのか」と感心します。
全体としてアクションは非常に良くできているものの、敵のAIが結構雑なのはマイナス要素。
特に敵を追うと延々と後ろに下がり続けてどうしようもないので、何か回り込んでくるとか、ランダムな分岐要素をAI全体に取り入れて欲しかったところではあります。
後は特定の技が非常に出し辛いどころか全然出せない操作性なのも難点、投げ系は特に難あり・・・
また、ストーリー部分について、先に進める為のフラグが非常にわかりづらいので、何か矢印を表示するなどガイドが必要だったと思います。
確かに昔のファミコンはこんな感じだったんだけど・・・もの凄く少ないどころかノーヒントな所をイマジネーションで突き進むみたいな・・・いやそんなの求めてないし・・・
ちなみに、全体マップは2Dだけど結構広く、ストーリーと関係の無いマップも多く、しかも良く描かれていて見ていて飽きません、この辺りはかなり評価できると思います。
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ファミコンの新作として ▽
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まさか今日日「ダウンタウン熱血物語」の続編がプレイできるなんて思ってもみなかったので、この時代にそれを実現した意義は大きいかと。
しかも数倍にボリュームUPしての再登場であり、ファミコンの続編として考えればもはや神レベルの出来栄え。
くにおくんシリーズとして最高のアクション性と完成度を持った作品であると言えると思ます。
欲を言えば、ストーリーモードの敵のAIと全体の難易度バランスについてもう少し練りこんで欲しかったという所。
まあでも・・・ダラダラのらりくらりストーリーが進行しコロッとボスがやられるのがこのシリーズの特徴と言えばそうとも言えます。
一緒にプレイする友達がいれば対戦モードを活かして尚素晴らしいゲームになるのではないかと。
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当時を思いながら懐かしむファミコンの新作として捉えた場合たしかに出来は素晴らしいものの・・・
時代は2017年、辛辣に現代のゲームとして考えるならば、「ダウンタウン熱血物語」を知らない人がプレイした場合を想定するならば、評価は割れるかもしれません。
現代の8bitゲームとして考えるなら不親切な場面が多いし、特に敵のAIの練りこみの甘さは目に留まると思います。
このノリがダウンタウン熱血物語なのは確かだとしても、それを知らない人にとってはメリハリの無いゲームにしか見えない可能性もあり・・・
確かに面白い、でも今一歩足りないゲームという印象に映る事も多いかもしれません。
「当時を知っているかどうか」「ダウンタウン熱血物語が好きだったかどうか」が凄く重要なゲームだと思うので、その辺は良く考えた方が良さそうです。
個人的には遥かな時を経て、くにおくんの続編がプレイできた事が凄く満足です。
River City Ransom: Underground - Conclusion
GOOD
  • △ダウンタウン熱血物語続編としての圧倒的完成度
  • △箱庭感と生活感
  • △柔軟な2Dドット絵アクション
  • △豊富な技とキャラクター
  • △爽快コンボ
BAD
  • ▼▼単調な敵AI
  • ▼ゲーム全体のガイド不足
  • ▼AI、難易度等、ストーリーモードの練りこみの甘さ
Score
80

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