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ゲーミングモニター & TN IPS VA 考察 Part.3 [雑記]

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何やら色々とドタバタドタバタ、面倒なことになったりしつつゲーミングモニター探しを続けていた今日この頃ですが、ゲーミング専用モニターについては、やっとこ一応の決着となりました。
僕が最終的に選んだのはAcerの「Z301C」です。
ええ、輸入しましたとも、こんな糞デカい物体を空輸しましたとも。
Z301Cのマニュアルを確認したら「100/120v、220/240v」のユニバーサルインプットと明記されており、電圧について全く問題が無い事が確認できてしまい、更に米Amazonの在庫が丁度復活し、僕は襲い来る欲望を制することが出来ませんでした。
「YOU、買っちゃいなよ」
Acerのモニターは米Amazonからは輸入できない事が多いですが、Z301Cは可能なのでAcer本体としても「そんなに欲しかったら自己責任で輸入していただく分には大歓迎」なんでしょう。
ただ・・・
正直こんなデカ物を輸入するのは遠慮したいなあ・・・というのが正直な所。
今回特に問題の無い製品だったので良かったし、販売されている物のほとんどが問題の無い製品だと思うんですが、それにしても物が到着して動作を確認できるまでは胸に広がるモヤモヤが止まりません。
結果的に、今回は購入して大正解でした。
そして、Z301CのVA液晶という点に関して、思った以上の収穫がありました。
また、今回、TN、VA、IPS、という三種類のゲーミングモニターに触れる機会を得る事が出来たので、その辺についてゲーミングモニター記事の補足として書いてみようかなと思います。
TN VA IPS 液晶 @ 考察&比較
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それぞれの長所して、TNは価格と応答性能、VAは黒い黒と高コントラスト、IPSは高視野角と色の正確な再現性。
短所として、TNは低い色域と視野角、VAは低めの視野角と主にB>Gに於ける低応答性能、IPSは光漏れと、それ程高くはないコントラスト、等々・・・
色々一般的に言われている事はありますが、僕が実際自分の部屋で確認できた印象について書いてみようかなと思います。
ちなみに、僕がPCを使うのは殆ど夜で、部屋の照明はLEDの間接照明のみなので、蛍光灯を使用した部屋に対してかなり暗いと思います。
TN液晶(DELL-S2716DG)
DELLのG-SYNCモニターS2716DGはTNとしては視野角が広めで綺麗という噂を聞いて購入してみました。
ゲーミングモニターをどれにしようかブレブレにブレまくっていた時期で「TNだって悪くないだろ」という判断だったんですが・・・
TN液晶は充分に綺麗ですが、やはり視野角の低さからくる画面端の変色はかなり気になります。
また、視野角については暗めであったりカラフルな画像であればそうそう目立たないとしても、どうにもならないのは色域の低さだと思います。
白は白くは無く、黒も黒くは無く、全ての色について発色が弱く、画面全体が白味がかって見えます。
この発色の弱さというのは、思った以上に認識力の低下を招きます。
応答速度がどんなに速くても、映像の印象が弱くなってしまうのはかなり厳しいです。
TNを使う場合、TN一枚で使用するか、完全なサブ、ゲーム専用、等、割り切った運用が必要だと思います。
IPS液晶(X34等、LG系IPS)
非常にシャープで綺麗。
また、視野角が広い点と相まって正確で安定した色を再現している感じがする。
これまで使っていたモニターがIPSだけに非常に見易い。
明るい部屋ではIPSが一番良い選択だと思う。
特に白系寄りの色表現は最高に綺麗で、人間の肌が実物以上に綺麗に見える。
反面、暗所では所謂「光漏れ」が顕著になりコントラストが落ちる。
ただ、最近のIPSはコントラストも若干高くなっているようなので、特に明るい部屋であれば調整すればコントラストもVAと変わらないレベルに出来る(ちょっと色がピーキーな感じになるけど)。
光漏れという構造上の問題を抱えるものの、全体として安定した綺麗な映像を再現する。
最も普及しているだけあって汎用性に優れる鉄板の選択肢という感じ、ただちょっと画像にザラ付きのようなものを感じる気はする。
VA液晶(Z301C)
VAは明るい部屋だと全体が若干白っぽく見え、暗い部屋だとIPSを圧倒するコントラストと色域の広さを発揮する。
要は色域が黒方面に全体に寄っているんだと思う。
非常に優れた黒表現と鮮明な色彩を再現する反面、IPSに見られる抜けるような明るさを活かした美しさは出せない。
視野角も広くは無いものの、映像が綺麗である為TN程気にはならない、暗所特化でクセのある液晶。
映像は適度にシャープで、IPSにあるザラ付きが無い。
また、色乗り(?)が良く、美しい油絵を見ているような感じがある。
上手く言えないけど、色と色の境界線が非常に綺麗。
黒の深さと相まってテキストが読み易く、何となく目が疲れにくい気がする。
好きな人は好き、合わない人は合わないというのがはっきり分かれそうな液晶。
と、こんな所。
VAのコントラストの高さは良く言われるものの、実際にIPSを圧倒するコントラストを発揮するのは暗所であるという点は意外と盲点。
VAは明る過ぎる店頭では辛い戦いを強いられると思います。
ちなみに僕は今回VA液晶を使ってみて「IPSの光漏れ」という言葉が初めて理解できました。
「あーIPS光漏れてるわこれしかし、でもまあ綺麗だけど」
という感じ。
VA液晶 と 応答速度
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一番お勧めなのはIPS液晶だと思います。
特に最近のLGのIPS液晶のコストパフォーマンスの高さたるや目を見張るものがあると思います。
グッジョブLG!という感じです。
しかし・・・
僕個人としてはVA液晶を使っていこうと思います。
これで動画映画を観てしまった日にはIPSには戻れません。
とにかく、VAは暗所で正面から使ったら最強です、時々ハッとするぐらい綺麗です。
Youtube何かでも充分にVAの利点は発揮されるので、何か機会があったらVA液晶を試してみるのも良いと思います。
今回、各液晶の応答速度について触れていないんですが、そもそもどの液晶でも残像感(というかブラー)なんて気にならなかったからというのがその理由として挙げられます。
TNだからキビキビしているとか、IPSだからもっさりしているとか、そんな違いは全く感じられませんでした。
ゲーミングモニターとして最も恐れられるのがVA液晶の最悪値50msという応答速度ですが、Z301Cを使用している感じとして、特に何の問題も感じません。
ただ、暗めの画面でオーバーシュートすると変色しがちなので、そういう時はODをOFFにすれば良いと思います。
実際、ODを切っても特に残像は気になりません。
50msと言っても時間にして0.05秒、リフレッシュレートが60でも200でも0.05秒は0.05秒、この辺をどう見るかは、まあ・・・人それぞれかなという所。
TNに慣れている人なんかは無理なのかもしれない。
まとめ
モニターは将来的にはOLEDとか有機EL辺りの後継モデルに移行してゆくのかもしれません。
ただ、今の所、色々技術的な問題を抱えているようなので、やっぱりしばらくはTN、IPS、VAという御三家による展開が続くと思います。
ゲーミングモニターについては、今年の年末辺りに出るであろう、ウルトラワイド144hz辺りが狙い目ではないかと。
ただ、ハイリフレッシュレートと言っても実際は75~85hzぐらいで充分なので、あまりそこに拘って選択肢を狭めるのもどうかという所。
また、あまり聞かない話でありながら、実は「明所と暗所コントラスト」がモニターにとって重要というのは中々興味深い発見でした。
多分これは、IPSは暗所、VAは明所にそれぞれ弱い為、お互いがあまり公にしていない事が原因なのかもしれません。
自分の部屋の明るさ、どの視聴環境を最重要とするかによって、最良のモニターは変わってくるという点は抑えるべきポイントだと思います。
今回つくづく思ったのは・・・
「人間って綺麗なものが見たいんだな」
という事。
部屋を出て現実生活に戻ればVAだIPSだなんてどうでも良い事なんですけど、不思議なもんです。
「人間は皆、生まれながらにして芸術家である」
とかダヴィンチが言ったとか言わないとか(言ってねぇから
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NVMe M.2 ヒートシンク 検証 [PC]

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最近新PCを完成させ、この際なのでストレージを全てNVMe M.2へ移行させました。
現状、特にMVMe M.2はアクセスが高速とは言え、コスト的にはあまり良くないんですが、SATAケーブルの圧倒的な取り回しの悪さを排除出来るとすれば悪くないと思ったのと・・・
丁度、ASUSがZ270 APEXという「M.2をダブルで使え」と言わんばかりの革新的なマザーボードを出してきたので、このビッグウェーブ(おまえだけ感)に便乗してみました。
そして・・・
MVMe M.2と言えば有名なのは発熱。
更に・・・
そこから生まれるM.2ヒートシンクという小さなブーム。
僕もその辺は考慮して、M.2にはヒートシンクを装着する事にしました。
購入したヒートシンクは・・・
MEG CUSTOM
というメーカーのものです。
独創的なケースやMDO系エクステンションパーツを取り扱っているメーカーで、ファングリルやメモリヒートシンク等と一緒に輸入してみました。
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今回僕が新PC作成にあたりチョイスしたM.2は・・・
・Samsung M.2 960 EVO 512GB / Main
Intel M.2 600p 1TB / Date
この2枚です。
どの道、ヒートシンク貼る時にメーカー保証は無くなってしまうので新古品と中古品を購入しました。
というか、M.2のシールを剥がすと保証無くなるっていうのはどうなんだろうか、メモリもそうだけど。
ノートPCなんかは改造される恐れがあるからネジに保証シールとか、そういうのはわかるとして、M.2なんて本当にただのシールだし、剥がしたからどうだっていうのさ、むしろそのシール、放熱の障害になってすらいると言えはしないのかねセニョール(誰
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そんな能書きは良いとして、早速取り付けです。
メーカーシールの上からヒートシンクを貼り付けても良いと思うんですが、どうだろう・・・結構受熱率落ちるような気もする。
SSDなんてそうそう壊れるものでも無いので、ヒートシンク付けるなら保証は捨ててシールは剥がした方が良いような気がします。
そもそもシールの上からヒートシンクでも保証アウトって話もあるし、ヒートシンクを取り付ける事自体が改造行為とか何とか、どんだけだよって話ですが・・・
ただ、Samsung EVO系の裏側のシールはシールではなく、薄い放熱銅板である為こいつは剥がさなくても良いかもしれません。
僕は剥がしている途中で「あれ、これ剥がさなくて良くね?」って思ったんですが男だから剥がしました、何かちょっと銅板曲がっちゃったし、ここで止まったら負けだって思ってスパッと剥がしました、ええ後悔はしていません、男っていうのはそういう生き物です、男は泣かないんです(意味不
まあそんな・・・
何か他愛もない事がありつつ無事取り付けは完了。
ちなみにIntel 600pの方は既に新PC完成前から試験的に取り付けていました。
もの凄くざっくりアイドル10度、負荷時14~18度程度の効果があった気がします。
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M.2 ヒートシンク 検証結果
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テスト方法は「CrystalDiskMark」にて1pass/500MiBを最初に一回実行。
その後しばらくアイドル状態をキープしM.2の温度が安定化する所まで放置。
その後再度1pass/500MiBを実行、この2回目の結果をヒートシンク有or無しで比較しています。
最初に1pass通すのは、最初の一回目のテスト結果の温度が2回目に対してあまりに低くなってしまう為そうしています(起動直後が非常に温度が低く、一旦上がってしまうとその温度までは再度下がらない為)。
実際の使用状況に近いと思われる温度環境に合わせたという感じです。
Samsong EVO 960 512GB / Heatsink Test
HeatSink Start Read-Max Write-Max After 5min
無 *1 30℃ 38℃ 43℃ 30℃
29℃ 33℃ 35℃ 30℃
消費電力 0-1w 8w - 25w 0-1w
*1...購入時のまま銅板、シールが貼られた状態
と、こんな感じ。
アイドル温度はほぼ変わらず、負荷時5℃~8℃の効果となりました。
Intel 600pの時はアイドル状態から劇的な効果を発揮したんですが、今回はそうでもないです。
僕が引っ剥がした銅板がおそらく4℃~6℃程度の冷却効果を発揮していた事が予想されます。
また、Samsung EVO 960のコントローラーの発熱が低いからというのも理由として考えられそうです。
ヒートシンクによって受熱量が圧倒的に増えている事は確かなので、発熱量が大きい程、瞬間的な効果は相乗的に上がるという事が予想できます。
また、温度が安定化するまでの時間にそうそう違いが無いので、長期的な時間辺りの冷却力はヒートシンク外の環境に大きく依存する事がわかります。
やっぱり、ヒートシンクによって放熱面積が上がっているとは言え、しっかり風を送ってやらないと長期的高負荷は厳しいと言えそうです。
ただ、NVMe M.2の圧倒的なアクセス速度で長時間最大高率で駆動する事は実際あり得ないので、ヒートシンクで充分過ぎる程ではないかというのが個人的見解です。
M.2の実際の利用状況というのは「ポツポツ超高速アクセスして後は殆どアイドル」みたいな感じだと思うので、そういう利用用途に於いては受熱許容量が大きく上がるヒートシンクの効果は絶大です。
ただ、Samsung EVO 960は放熱銅板が結構冷却に寄与しているので、保証蹴ってまで別にヒートシンクは付けなくてもいいかなと今回思いました。
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NVMe M.2ヒートシンクのざっくりとした検証はこんな感じです。
PC系の電子部品は50℃ぐらいから10℃上がる毎に製品寿命が10年縮むとか何とか。
常時60℃を超えるような状況であれば、特に発熱が大きい程ヒートシンクの効果も大きくなるので、取り付けを考慮しても良さそうです。
また・・・
あえて保証任せでそのまま使って、コントローラーが後々進化して発熱が落ち着くまで使える所まで使う。
というのもありかもしれません、むしろそれが正解なのかという気もします。

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